第16章 夢境引路者
月夜の海に
在月夜下的大海
二人の乗ったゴンドラが
我倆乘坐著小艇
波もたてずにすべってゆきます
不起浪花平靜地滑行
朝の気配が東の空をほんのりと
清晨的氣氛就像溢出的紅酒
ワインこぼした色に染めてゆく
將東方的天空微微地染紅
そんなそんな夢を見ました
我夢見了這個情景
あなたはときどき振り向きwink and kiss
你稍緊張地回轉身來對我擠眼眨眼又親吻
ほほえみながら合図に
用微笑示意
肩をすくめても
縮起肩膀
ちょっぴり眠い夜明け前です
這是個稍有倦意的凌晨
三日月模様空が尖ってゴンドラも
彎彎月亮的天空看著像尖尖的
スピード上げて進んでゆきます
小艇也加速向前駛進
朝は半分ビロード製の幕上げて
清晨將半邊天鵝絨的帷幕拉開
水の表面を鏡にしてゆく
將水面當成了鏡子
そんなそんな夢を見ました
我夢見了這個情景
あなたはときどき振り向きwink and kiss
你稍緊張地回轉身來對我擠眼眨眼又親吻
ときめく胸にほのかな
激動的心中
愛のやさしさが
隱約有愛的溫柔
こみあげてくる夜明け前です
在湧動的黎明
月は光を朝に隠して影だけが
早上的光仍因月亮而隱藏
白く細い線になりました
只有它的影子變成了細細的一條白線
太陽が今たくさんの雲従えて
大片的雲現在緊隨著的太陽
きらめきながら昇ってゆきます
正閃耀光芒緩緩升起
そんなそんな夢を見ました
我夢見了這樣的情景
あなたはときどき振り向きwink and kiss
你稍緊張地回轉身來對我擠眼眨眼又親吻
見つめる二人
相互注視的二人
生きてることの喜びに
共同生活的喜悅
言葉をなくす夜明け前です
因之而忘記言語的黎明
言葉をなくす夜明け前です
因之而忘記言語的黎明
(本章完)